柳楽優弥くんが結婚することになった。
朝からいろんな媒体に載っていて、にぎやかだ。このブログを訪れるひとの数も、いつもより増えている。
とてもおめでたいことである。柳楽くんは、14歳から役者として働いているから、大人になるのも早かったのかもしれない。実際、一緒に仕事をして思ったのは、芯からの役者だなあと。すごく役に入り込み、いつも全力で演じてくれた。その姿に撮影中、なんどもほれぼれしたものだ。
人間的にも魅力的なひとで、そして、とても優しい。10代の男子にとって、自分のような、年齢の女性は、もっとも話しにくいであろうけれども、彼にはそういう隔たりを感じなかった。どころか、監督として未熟な自分を、心配してくれることさえあった。その優しさをわたしは決して忘れないと思う。
とにかく、彼の新しい旅立ちを祝いたい。来年公開の映画のなかでは、まだ、恋愛をしたことのない少年を演じているんだけど、ほんとにその役にはまっている。リアルには、結婚しちゃう…というのにちゃんと演じきってくれた。ここらへんも彼のすごさだな。
おめでと。やぎらっち。