山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

自分マネジメント力、ゼロデシベル

最近、日記をさぼっておりまして、それほど忙しいのかと言われると、まあ、忙しいんですけど、前は忙しくても日記を書くのが楽しみで、どんなに疲れても眠くても何か書いていたのですが、最近はそうでもなくなっておりました。

単に飽きたのか…と問われるとそうではありません。

以前は思いついたことをだらだらと書いていたのですが、昨今、かなり密度の濃いブログを書くひとも多くなり、(Chikirinさんとか内田樹さんとか)、そういうのを読むにつけ、

「単なる身辺雑記じゃなだめなんじゃないの。もっと、ためになること、興味をひくこと」を書くべきじゃないの?

と思い始め、そうすると、なんだか日記を書くにも仕事めいてきて、「この程度のネタじゃ書けないよ」と思い始め、遠ざかっていったのでした。

が。

そうすると、どんどんアクセス数が減ってしまって、さみしくなり、(数字に弱い)、やっぱり、マメに書いていこう。他人さまのブログがどんなに充実していようとも、自分は自分なのだ、社会を語る能力がなくても、博識がなくても、いいじゃないか。

背伸びしたところでたかが知れている。

そう思い直して、今日、書いてるわけですねー。

先日、石角友愛さんという女性から、本をお恵みいただきまして、そのタイトルは、「私が、「白熱教室」でまなんだこと」。

日本の高校を中退して、アメリカに渡り、ハーバードでMBAを取得し、現在、グーグル本社にお勤め、という、まことに優秀な女性であります。

その方がこの本を映像化なさりたいということで、おくってもらったのだけど、その表紙にね、3つのポイントが書いてある。

「考え尽くす思考力」

「言葉で勝つ議論力」

「自分を管理するマネジメント力」

はー、すごい。

わたし、自分マネジメント力、ほとんどゼロですから。

仕事の選択から、恋愛相手の選択まで、いつでも思いつきと運命だけで流されてる。

ホントにマネジメント力がほしいです。今更おそいかもしれないけど。

かろうじて、このなかであるのは、「考え尽くす」ですね。

でも、考え尽くす思考力、というより、とことん、迷い、悩む、くよくよ力です。

言葉で勝つ議論力。

う~ん。

言葉は好きですが、議論はどうだろ。勝負はあまり好きではない。

そんな私がこのような方の本を映像化できるのかなあ。しかし、自分が持っていないものだからこそ、憧れをもって、できるかもしれませんね。

本来なら、ここで表紙をスキャンした映像を載せるのですが、すみません、疲労困憊でここまで。

ということで、そんなこんなで生きてます。

これから、毎日書くようにやっぱり戻ってきます。

ゆるく、甘くね。