山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ぴあでは3位!

昨日は、yahoo!の評価1位について、ご報告しましたが、今日は、「ぴあ」です。





見た人が、どれくらい気に入ってくれたかが、わかります。

調査人数を見ると「100人」とあるから、100人の人に聞いてくれたことになります。

まだ、4劇場でしか、公開していないのに、すごいと思いませんか?

小さな、小さな、映画なんです。

それでも、3位にランクイン! うれしい限りです。

こんな風に、毎日、興行成績とかランクとかを気にしていると、楽しい反面、ちょっと疲れてきます。

たくさんの人に見てほしい一方、数字とりに熱心になると、ちょっと疲れる。

えっと、なんのために、撮り始めたんだっけ?

…みたいな。

ひとはなんで、本を書いたり、映画を撮ったりするのでしょう。

自分はシンプル。それが楽しいから。

だから、どこかで、作ってしまったあと、それをどうやって届けるか、どうやってたくさんの人に見てもらうか、については、考えが及ばなかったりする。

そこにはそこのプロのみなさんがいらっしゃってですね、ちゃんと任せないと先へ進めないんですよねー。

プロはプロじゃ。

けど、初日の日は、やはり感無量でした。

小林聡美さんはじめ、出演者のみんな…桂代さんとか吉田さんとか、中谷さんとかと集まり、カメラマンの谷茂岡さんも来て。

出演者だけじゃなくて、親しい友達も初日を見に来てくれたし、夜には大学の映画サークルのみんなで「初日応援宴会」を開いてくれたし。

そういう瞬間は、生きててよかったーって思いました。

こんなにも自分と自分の映画を祝ってくれるひとがいるんだって思えて、涙腺がゆるみました。

本当にありがたい。


ところで。

キレイに写真を撮ってもらった、webシリーズが完結したので、お知らせです。



なかでは、ハルナツと映ったこの写真がとても好きです。

この撮影も楽しかったなー。

以下は、社長業について語るわたくし。



この時、着ていたブラウス、インド製なんだけど、刺繍が綺麗でとても気に入っているのね。

でも、そんなに質感は映らないものなんだなー。

語るほどの人生ではないですが、「人生は、いつも冒険」というタイトルをつけてもらいました。

よく考えたら、ぴったりでした。

思いついたら、割とすぐに行動に移すほうだし、現在だって、映画を自社制作しているので、他人様から見ると、

「映画は自腹で撮るなんで、冒険どころか、あり得ない!」って言われます。

銀行のひとからは、「映画はビジネスではなく、ギャンブルです」って言われて融資を断られましたもん。

そうかもしれないです。

決してもうかる仕事ではないです。

でも、残り少ない人生、後悔したくなかったので、自由に映画を作るため、自社制作にいたしました。

それなりのリスクを背負っての製作です。

監督として、「好きなものを作る」というのはいいけど、

プロデューサーとして「じゃ、その資金どこから持ってくるわけ?」となり、

社長として、「ええい、わしが出したるワイ」(何故か、関西弁)となりました。

脳内で、監督とプロデューサーと社長がしょっちゅう、会議して、もめてました。

で、映画はできました。

ここで、監督の仕事は一段落ですが、あとは、プロデューサーと社長が、頑張るのです。

別人格出して、やっております。

弱音禁物!でね。

公開から1週間が大事なので、みなさま、くれぐれもよろしくでございます。

これは脳内の3人、みんな一致してのお願いでした…笑。