山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

馬のいる場所で。


日高です。あたり一面のターフ。そして、競走馬たち。たくさんいすぎて、ちょっと怖いくらい。

昨日から来ております。15年前、とある牧場のドキュメンタリーを作り、その時お世話になった牧場をまたおたずねした。覚えていてもらって、歓待されてとても嬉しかった。レンタカーで日高の町をいろいろ走りながら、テレビのドキュメンタリーでいろんなところに行き、いろんなひとに会ってきたことが、今から思うと、かけがえのない財産になっているのだとしみじみ思った。当時は若かったし、わけもわからずやってたけど、ほんとに貴重な体験を各地でさせてもらってきたのだと思う。自分の人生、そんなに悪くないじゃん・・などと思ったりして。

ひとつには、伺った牧場のひとたちが相変わらずとても優しくて、でも馬を育てることには、厳しくてその姿勢にあらためてほれぼれしたからかもしれない。なんか嬉しいんだよなあ。このときの経験は実は一度映画のシナリオにして、サンダンス国際賞にもノミネートされたんだけどねー。映画にはならず。しかし、漫画にはなったのね。

そんなわけで、ふたたびここをテーマに今度は10代の恋愛小説を書く予定です。いろんなお話が聞けて、たいへん充実しています。ただ、寒くてすでに風邪をひいてしまった。ある服を全部着て、走りまわっている。トヨタの車ってなんて運転しやすいのだろう。

そんなこんなの北海道ツアー。