山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

76歳まで撮り続けること。

今日は、会議ひとつ行って、その後、女性の監督やディレクターばかりの集まりに行った。

いや~みなさん、パワフルで驚いた。最年長は、76歳の現役テレビディレクター(女性)である。2月にNHKの番組ひとつ作ったわ~と仰る。来月からは海外にドキュメンタリーのロケに行くと言う。すごいなあ、パワフルでまっすぐで、そして、優しい。

このほかにも60代、70代の監督たちがいらして、みんな、一様にパワフルで前向きで議論好き(笑)。自分よりも前の世代の女性監督たちは、わたしの世代よりももっと、厳しい環境の中で、監督になってきたのだろう。だから、とてもたくましい。正義感も強い。

自分なども、後輩の女性たちを見ると、「おーずいぶん、力が抜けていていいなあ」と思う。それはやっぱり、女性差別が減ったからだと思う。自分の頃に比べたら、格段に女性監督は増えたし、テレビなんて、会議に行ったら、スタッフの半分以上が女性ってこともよくある。…あ、今日の会議も、女性4名男性一名だった。だから、時代は結構変わってきつつある。

だからといって、過去のことを忘れちゃいけないと思う。先行世代の女性たちが、道を作ってくれたのだから、今があるのだ。自分に最初にテレビ番組を撮らせてくれたのも女性Pだったしな。

そんなパワフルな先輩監督のお話を聞きながら、おー人生は長いなあと思う。それでもって、自分はまだまだだなあと思う。続けていかなくっちゃね…。本当は映画の宣伝になるかなーという下心で出かけたんんだけど、直接の宣伝になったかどうかはわかんないけど、少なくとも、すこぶる勇気をいただいた。めげるな、諦めるな、愚痴るなってところ?

が、昨日睡眠4時間で台本書いたし、明日はロケなので、チト、疲れ気味。がんばれ、おまえさん。