ハンブルグのホテルにて。
28日、夜、ハンブルグ到着。一泊した翌朝の風景。
ホテルは、写真のなかのブルーの建物。文字とおり「ブルーハウス」と呼ばれている。
部屋はこんな感じ。壁はコンクリート打ちっぱなしで、とても清潔でミニマリズムというか、超モダンである。でも、庭に面したテラスもついている。
こちらがバスルーム。とことん、いろんなものをそぎ落としたようなデザイン。逗子の家をリフォームしてくれた、ブルースタジオの仕事に似ている。
しかし、このホテル、本を書く人間を愛しているらしく、部屋には、こんなレイアウトが…。この部屋は多和田葉子さんをトリュビートした部屋で、多和田さんの本(ドイツ語と日本語)が部屋に並んでいる。よく、映画スターが泊まったホテル…というのは、ある。
ドービルのホテルもそうだった。ここは、それの作家版。このほか、日本の作家だと大江健三郎さんルームがある。ホテルのロビー、食堂、あちこちに本棚があり、ここを利用した作家の本が並んでいる。ちなみに、自分も本を記念においていくようにと言われ、「すべては海になる」にサインして、贈呈してきた。
なんだか、うれしい。書店が舞台の映画をもってきた身としては、ぴったりだ。聞けばこのホテルのオーナーは本を愛するひとで、しかもこの映画祭の出資者であった。
映画祭での上映の様子は、次の回で。
…ここまでの日記を書いたのに、dellのパソコンが相変わらず、調子悪くて、暴走してくれて、なかなかアップできなかった。ヤプログとも相性最悪で、まったく日記が更新できず、pcの設定やりなおしに、時間がかかった。こんなことなら、やっぱり、macを持ってくるべきだった。このdellは、軽いのだけが命で、疲れたー。
とりあえず、これは更新できますように。