山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ハリウッドなう



今日は、パラマウントピクチャーズのスタジオに行ってきた。



スタジオが30個くらいあって、とても広い。

面白かったのは、見かけたスタッフが、人種はちがえど、美術さんは美術さんらしく、メークさんはメークさんらしく、日本とたたずまいは同じだなーってところ。

携帯電話でしゃべり続けながら、いかにも悪そーなひとは、あれは絶対プロデューサーだなって思ったり、スクリプトをかかえ、くしゃくしゃの頭で、食べ物の入った紙袋を持って小走りのひとがいて、ライターかなーと思ったり。

そういうのを見るだけで楽しかった。



ここは、ニューヨークの街を再現した屋外のセット。

本当にもう、広くてリアル。で、中に入ると…



このように張りぼてなことがわかる。

テレビのドキュメンタリーのためのロケハンなんですけど、こういうところにいると、いいなーこんなところで映画、撮ってみたいなーという気持ちがふつふつとわいてくる。

昔は日本にもこういう撮影所があったのにねー。自分など、撮影所育ちでは全然ないので、ちょっと緊張するけどさ。

あ…むかし、関西の撮影所ではテレビドラマを撮ったことありますが…。

午後は、ハリウッドの演技の学校を見学。これもすっごい面白かったー。

とにかく、年齢層も人種もいろいろなひとが、みんな楽しそうに、真剣に演技に取り組んでる。

ハリウッドで一発当てようというひとももちろんいるみたいだけど、とにかく、映画がすき、芝居が好き、それを磨きたい…というシンプルなひともいるようで、いい感じでした。

一番の問題は、思ったより寒いこと。東京より断然寒いよー。着るものがなく、重ね着でしのいでおります。

買えばいいじゃん…と思ってきたんだけど、ロケハン、忙しくて、そんな暇なし。

今もとても眠いです。

でも、新鮮。楽しー。