山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ひきこもり

今日は、一日ひきこもっておりました。

元々社交的な性格ではありませんが、昨日、初めて電話で話した方が、なんだか、ちょっと恐ろしい感じの方で、いえ、別に「バカやろう、殺すぞ」とか「消えろ、てめえ」とか言われたわけではないんですが、なぜか電話のあと、どよ~んと落ち込んでしまいました。

その後、ちょっと回復したかなーと思ったけど、今日になって、なにもする気がなくなってしまって、一日じゅう、寝てました。

なにか新しいことを始めようとすると、こういう目にだってあいます。やりたいことが思い通りにスイスイ進むわけではない。

そんなの当たり前なんですけど、それでも、想定外のことをいきなり言われたりすると、びっくりしちゃって、腰が抜けました(比喩ですが)。

誰ともかかわらず、新しいことに手をつけず、ひっそり家にいて、パソコン相手に、自分で制御できる範囲で遊んでいると、傷つかず、いやな思いもしないですむ。

引きこもる…わかるなー。

知り合いの若き俳優も傷ついてひきこもっていたことある…と言ってたけど、傷ついた時は一旦、巣穴に帰って、傷がいえるまではじっとしている…というのはアリだと思う。

野生動物のように。

引きこもり…というのがもはや珍しくない時代というのは、案外、原始時代のように、一歩、巣穴の外を出るとすべてが、弱肉強食の厳しい世界だからこそ、出現するのかもしれない。

自分が子供の頃より、日本は裕福になり、安定したように見えてるけど、実は、全然ちがうのかもしれない。

それとも、傷つきやすすぎ?

そんな一本の電話で外に出られなくなるようでいいのか、って話かな。

もちろん、自分の場合、それほど深刻ではありませんし、ずっと忙しかったので、やっと暇になったので、一日、なにもしないで寝てた…という事情はある。

予定していたやることを全部、ストップして、ひたすら、本読んで寝てました。

明日は少し回復するかな。