山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

小さなしあわせ。

今日の午後、狂犬病の注射とフィラリア予防のために、近所の動物病院へゆきました。

ここ、イケメン先生がいることで有名で、患者さんは若くてかわいい女性ばかり。(正確には、患者の犬猫の飼い主ですが…)。

私はもちろん、イケメン目当てではなく!…近所であることと、以前、ミニ(最愛の犬でした…)の病気をいち早く見つけてくれたから、ホームドクター的にお世話になっております。

で、はるるさん。



診察と注射のために、診察室に預けたんですが、終了してから、獣医さんにこんなことを言われました。

「去年、注射した時は、すごくおびえてて、いろいろ大変だったけど、すっかりいい子になりましたね。静かに注射させてくれたし、おとなしく、こっちの言うこと聞いてくれて、楽でしたよ…すごく変わりましたねー」

わー!

なんてうれしいお言葉でしょう。

はるるは、千葉の愛護センター出身です。

子犬のころは人間に飼われていたようですが、逃げ出し、放浪のすえ、捕獲され、センターで数ヶ月過ごした過去があります。

およそ1歳くらいまで、本当に苦労して生きてきた犬なんです。

うちに来た最初のころは、すぐに逃げようとしたし、何しろ、男性を怖がる。

特に体の大きなひと、作業着を着ているひとを異常に怖がりました。きっとひどい目にあったんでしょう。

だから、動物病院でも、男性の獣医さんには警戒心が強く、後ずさりしたり、抵抗してました。

でもね。

この1年、本当に愛情を注ぎました。だって、ほんとにかわいい、いい子なんですもの。

惜しみなく愛しましたとも!

だんだんと表情が穏やかになっていき、獣医さんからほめられるほどに変わりました!

うれしかったなー。

おかげで今日は一日、なんだかとてもうれしかった。

天気がよかったせいもあるけど、困難たくさんあれど、はるるが幸せになってくれてよかったーとしみじみ思いました。

 何なくも 愛するケモノ 我を待つ。