3日間ほど、生業である、テレビの仕事に忙殺されていました。
その間にも、各所から「ベイビーシャワー」への感想がいただけて、まことに嬉しい。
とりわけ嬉しかったのは、かのT大学教授で、フェミニストのU・Cさんから直接メールをいただけたことである。
こんな日が来るとは。
メールを印刷し、神棚に飾ろうかと思いましたが、そもそも、神棚がなかった。
けれども、ほんとに嬉しかった。
さて。
このように、宣伝/営業熱心な私ですが、どうやら普通は作家自らがこのような宣伝活動を
率先してやらないようである。
私が行った宣伝活動とは、
1)著書の宣伝用葉書の作成/印刷/郵送
2)ポップを手作り
3)勝手に書店巡り
の以上であるが、
このような行動に、驚くひとは驚くらしい。
けれども、例えば、宣伝用の葉書の印刷は、
テレビ番組では割と普通に行われていることであるので、自分にとっては日常だった。
テレビドラマプロデューサーの友人などは、
「ベイビーシャワーのTシャツ、つくんないの?」
などと言う。
作るわけないだろう!と突っ込みはいれたが、なるほど、ドラマだとスタッフジャンパーをつくり、
背中に「ベイビーシャワー」と入れたりするのだ。
ここでハタと考え込む。
私たちはいかに自分の所属する業界の常識に縛れているのだろうかと。
以前、取材したG社のK社長はおっしゃっていた。
「クリエイティブとは顰蹙である」
それまでの常識に捕われていたら、新しいものは生まれない。
新しさは、たいてい、最初は居心地の悪いものだ、だから反感と顰蹙を買うと。
なるほど。
そんなわけで、
ベイビーシャワーの表紙をプリントしたTシャツを現在、作成中。
(なわけないだろ)