山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

イタリアンって。

日曜日なので、気分転換に恵比寿のイタリアンへ。
かつては予約のとれない店として人気だったけど、最近はどうかな。
まず、寒い。
この寒さでもテラスを閉じず、カバーをかけている。
なんで閉めないの?
石の床が冷たい。

赤ワインをあたためてもらうけど、そのままブルブルしてたら
足元に小さなストーブを持ってきてくれた。
とても暖かい。暖かすぎて眠くなるほど。

このようにお店のひとはみんなとても親切。
けどな。

見回すと客層が極端に若い。
日頃、十番、白金など年寄りの多いスポットにいるせいか、妙に気になる。

で、肝心の味。
う~んう~ん。
だめじゃん。

若い女の多い店つうのはたいていダメなのよね。
若い女って実は料理なんてほんとはどうでもいいからさあ。
目的はおしゃべりだったり、おしゃれな店に行ってみたいだったり、
私は金のかかる女よのデモンストレーションだっりするからね。
味なんて雰囲気、値段についで三番目くらいなんです。
(かつて自分もそうだったし)

いろいろあっても、人生で一番好きで一番おいしいと思うイタリアンレストランは
逗子のピッコロバッソです。
ほんとは今週は逗子に行き、ピッコロバッソで、シラスとカラスミのパスタとにんにくのピザを食べようと思ってたけど、あまりに寒いので、断念したのでした。

ほんとに、この店は美味しいんですよ。
いならぶ都会のリストランテだってかなり行ったけど、どこより好きです。

それにどうもイタリアンって気取って食べる料理って気がしなくて、そのへんもこの店の好きなところ。
湘南なので、週末だと「口説き」モードのカップルが迷いこむこともあるけど、たいてい、入れてもらえないし。
店内は地元や常連の人たちばっかりで、おいしいものを普段着でリラックスして食べましょって感じもまたいい。

そんなわけで、今夜は疲れ気味で、食べ物のことくらいしか考えられない。

東京でおいしいものを食べるのって大変。
気合いをいれないとちゃんとしたもの、食べられないのね。
まあいいや。