直感ってやつが信じられるのかどうか、考えていた。
というのは、知り合いの年配の方が、
「自分の味覚や臭覚を信じれば、賞味期限などあてにしなくてよいのだ」と言っていたことを思い出したからだ。
もちろん、おっしゃることはわかる、と思った。
だが。
うちの犬たちを見ても、誰にならったわけではなく、食べていいものと悪いものをハナで嗅ぎ分けている。腐った肉は食べないわけだ。
が、有害な合成保存料や着色料が使われている食品だったら、どうだろうか。彼等のハナでは嗅ぎ分けられず、長期間に渡って摂取した結果、死に至るということは充分ありえる。
直感で測れる範囲が狭まっているように思う。
というより、直感で判断するには、世界は広くなり過ぎた。
犬たちだって100年くらい前までは、直感に頼って食べ物を選んでいれば、間違いはなかったのではないだろうか。そんなに複雑な食品がなかったから。
別に食べ物だけじゃない。
例えば恋愛。
初めて会って、ちょっといいなあなんて思ったりする。それって直感ってことになると思うが、またたくまに、「ヤナ奴」であることが発覚したり、逆に、初めて会った時のことをほとんど覚えていなくても、すごく仲良くなることだってある。
人格も複雑になってきているからだ。
(昨日、書いたように、これだけ複雑な社会だと、多重人格にならざるおえないので、一つの人格を見ただけで、全部を信じるのは、リスキーだと思うわけ)
ので、直感も大切なんだけど、過信するのも危ないように思う。
ってことを直感に従って、書きました。
今日は、ひさしぶりに、逗子の家に行っていたので、のんびりしちゃって。
あしたは、大阪で結婚式じゃ。
結婚式はひさしぶりなので、楽しみだなあ。