山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

映画「電車男」を見た。

昨晩は、ヤプログがつながらなくて、更新が遅くなった。ちゃんと書いてあったのに、おくれて、チト悲しい。以下、昨日の出来事です。

小さなテレビの仕事が一段落したので、渋谷で「電車男」を見ました。
う~ん。
なかなか語りにくい。批評的なことを書き出したら、400字×10枚は軽くいけると思うのですが、そういう気分ではない、というか、最近、ひとのつくったものを批評するのに飽きた、というか、急にどうでもよくなってしまいました。
原作は100万部売れていますね。はい。読みましたけれども。

電車男、演じる山田孝之くんは前から、役者として、演技はうまいし、ハンサムだし、注目しておりました。
ファンです。
ですから、彼が出ているだけで、かなり「アリ」なんで、もう、それだけでよいことにしよう。

結構、客、入ってました。毎度、この手のヒット映画に出かけると、お茶の間(古いいい方ですね)そのままで映画を見てらっしゃる方が多くて、(主に若い女子ですね)、映画の間中、おうちでテレビを見るのと同じように、おしゃべりし、スナック菓子を食されるので、いくぶん、慣れたとはいえ、やはり、閉口ですね。

しかし、ヒットとはそういうものではないかと思うわけです。
しゃべっていて、食べていて、肝心な映画はそれほど見てなかったりする。でも、観客動員数としては、立派にカウントされるんですよね。

ふむ、
たぶん、ベストセラーというものも、映画館における、おしゃべりしながらスナックほおばる客、というのと、同じ状態であろうと考えられます。まあ、早い話がちゃんと読まないってことですね。

まあ、いいや。
特にもう、なにも言いたくない気分でした。