山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ひとりで生きていく覚悟

映画「空中庭園」で主演している小泉今日子さんが、なにかの記者発表のひとき、「ひとりで生きていく覚悟はとうにできている」と言ったそうで、それがウエブ上のニュースに載っていた。

いやあ、かっこいいです。

小泉さんはたぶん、今年40歳になる。40歳といえば、「おばさん」というイメージが今も昔もあると思うけど、彼女ほど、そんな言葉が似合わないひとはいない。いつまでも少女のようなかわいらしさを持っているのに、同時に、大人の強さも持っている。しみじみかっこいいひとである。

数年前、ちょっとしたパーティーでお会いして、飲んだこともありましたが、そのときもかっこよかったなあ。お酒強いし。

「ひとりで生きていく覚悟」か。

彼女のこの言葉に、励まされた女性は多いのではないかしら。もはや、結婚しても、たいして意味ないってこと、みんなわかっちゃっているし。結局のところ、ひとはひとりであるし、自分一人の始末もつけられないようじゃ、なにやってもだめだもんね。

かっこよくいきたいなあ、としみじみ思う秋の夜でした。