山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

私と同じ趣味の誰かが・・。

私と同じ目的をもったひとがこの世に存在して、各地で先回りされちゃった・・てのは大げさだけど、そんな気分になった一日。

夕方、ストップウォッチと、ある映画を借りようと、犬を車に乗せて、近所まで出かけました。
最初にいったのは、田町にある量販店の電気やさん。

電話で「ストップウォッチありますか」と聞いたら、「ある」と言ったので行ったのだ。ところが、どこを探しても売ってない。売り場のひとに、「ないじゃん」(実際はもう少し長文でもう少し常識的な言葉)と問うたところ、「あれ、さっきまであったんだけどな」とのこと。

ほんとかよ、さっきまであったのかよ。ストップウォッチってそんなに売れるものなの?電話で「取り置きして」といえばよかったのでしょうけど、「すぐに売れ切れになるものでなし」とたかをくくっていたわけだ。

目当てのストップウォッチを手に入れられない失望のまま、レンタルビデオ店に入ると、やっぱりというか、またか、というか、まさか、というか。目当てのビデオはすでに借り出されていた。
電気や、レンタルビデオ店の双方に在庫の確認をしてから、10分くらいしかたっていないのである。

それなのにさー。目的のもの2つともすでにないのよ。とほほ、というより、驚き。
これって私と同じ目的をもったひとが先回りしてるみたいでしょー。誰だよ、そいつ。

車に戻ると、犬たちは「どっかで降りたい」と騒ぎ出す。計画では、ストップウォッチとビデオを手に入れたら、どっかの公園に行って犬を遊ばせる予定だったのだ。犬ってこういう計画を話したわけでもないのに、ちゃんと理解している。

「次は公園だね」って様子で親子ではしゃいでいる。「いや、用事がかたずかなかったので、恵比寿まで行くよ」と説明しても、なぜか、こういうことは伝わらない。あるいは、伝わっても、「約束と違う」ということなのか、ばたばたと暴れて、「散歩して~」とねだるのだ。

仕方なく、恵比寿の公園へ。
高層ビル街にあるためか、ものすごく寒い。犬たちはへっちゃらだろうけど、なにひとつ用事の片付いていない私はなおさら寒い。

ほどほどで散歩を切り上げ、レンタルショップへ。
ここでやっと、目当てのビデオ発見。ついでに、前から見たかったもの2点ほど借りて帰宅。

ううん。仕事のはかどらない一日であった。