山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

シンデレラ的春の日。

表参道にはよく行く。
遊びにではなく、お仕事にね。でも、話題の表参道ヒルズつうところには行ったことがなかった。

本日、ちょっと時間が空いたので、ふらりと行ってみた。あら、こんなことになっていたのね。
すごい人であった。
思ったより、狭いってことと、ななめになった通路が面白かった。

立ち寄ったのは、ジミーチューだ。チューってネズミではないわよ。
きれいなシューズのデザイナーですね。

見ているだけでうっとりする、ハイヒールの数々。
華奢なヒールに、上品だけどあでやかな細部。とてもとてもすてき。

さて、表参道ヒルズ見学記念にひとつ買おうかしらなんて思うけど、気持ちを抑える。
そう、そう。今はですね、お仕事期間です。
昨年、好きな仕事だけやっていたり、途中、親が死んで仕事休んだりしていて、経済的に破綻したわけです。

なので、今年はせっせと働いていて、ついでに節制していたわけ。もっとも手っ取り早いのが、買い物しないってことで、特に服や靴は買わなくても死なないから、ずっと抑制しとりました。

けどさ~、せっかく春が来たのに、きらきらするハイヒールのひとつも新調しないとうきうき度が足りないわ。かといって、そんなドレスシューズなんて、まったく必要ないんだけどね。

私の行く先といえば、ロケや編集がメインだし、書き物仕事のときは家にいるし、お休みには海に行くし、ハイヒールの出番ってないの、実は。パーティーなどの華やかな場所、苦手だし。

なのに、どうしてああいうきらきらした靴がほしいのかしら。靴フェチの男性の気持ちがわからなくもないのね。あのわくわく感。

しかし、本日はまだ、疲れが残っていたので、やめました。買い物にも気合いがいるから、特に高価なものを購入するときは、元気じゃないと、間違えるからね。

ふむ。でも、きっと近々買ってしまうのよね。これまでの経験からすると、「一度ほしい」と思ったものは、理性を効かせてその場ではあきらめても、結局、手に入れてしまう。これは靴に限らず、なんでもそうなんだよね。あきらめが悪いっていうか。

さくら、移動中のタクシーのなかでいつもお花見してる。それでおわっちゃうのかな。
いいや、仕事が順調で楽しいから。