山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

渋谷、謎のラーメン店

そんなわけで、渋谷で働く平民です。

といっても、今の時期だけだけど。渋谷にある編集室で編集してる。およそ2週間前もここで仕事して、近所にある、美味な広東麺の店を発見した。

今回も、この広東麺を食べることだけが楽しみだった。(というのは言い過ぎにしても)
でもって、昨夜、この店にでかけた。するとすでに閉店準備。時計は9時を少し過ぎていた。そうか、9時閉店の店なのね、と理解し、望みを翌日の昼に見送った。

そして、今日、意欲満々で14時頃、このラーメン店に向かう。すると、閉まってやんの。
もう、終わりかい、とつっこみながら、店の入り口をのぞくと、「開店は午後五時です」とある。
なるほど、昼はやっていないわけだ。ふうん。

夕食に出直すことにして、ひとりでこつこつ編集にいそしむ。熱中していたら、20時を過ぎている。
作業的にももう少し続けたかったし、完全に空腹でもなかったけど、広東麺に間に合わないといけないと思って、20時半、作業を中断、スキップして(心のなかでね)、目当ての店に出かける。

すると、もう閉店準備をしている。
ええ!
そんなわけで、また、食べられない。

前回、ふらりと入れたのは、実は奇跡的だったのだ。だってさー、17時~20時しか開店しないってことは、一日3時間ですよ。そんな短時間しか営業していないなんて。

ほんとに不思議な店だった。今思うと、店内も不思議だった。とても礼儀正しい老女が、注文をとり、カウンターの向こうには無口の年齢不詳の男性がいて、店内はいたって静か。

メニューも少ししかなくて、勝手な想像だけど、ロシアの片隅で長年やってきた店って感じ。(伝わらないか、そんなんじゃ)

味もなんとも形容しがたいおいしさだったの。
ううん。
明日こそ、チャレンジしたいわ、謎の広東麺の店。