山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

女湯で聞くひみつの会話。

冷たい雨の一日。
ぼんやり曇った窓の外を見ていると、いったい、今ってなんの季節なのかわからなくなる。気候が厳し過ぎやしませんか。

天気はすぐれないけど、昨夜、ひとつ小さい仕事が片付いたので、気分は晴れ晴れだった。融通の利かない性格のため、仕事の順番を決めたら、その順にやらないと気が済まない。やりたいものからやってしまえばいいものを、決めた順番を守りたくなる。なので、ひとつ滞ると身動きができなくなるのだ。

そんな膠着状態から解放され、晴れやか気分で、今日は次なるステップに移ることができた。次なるステップは、まずは資料読みなので、これは楽しい。ひとさまの書いたものを、気の向くままに読むのが仕事なんですからねー。それでも、どこに何が書いてあったか、どこに、使えそうなネタがあったかをメモしておかないと、読んでも読んでも片端から忘れるから、ポストイット貼りに忙しいのだった。
最初の一冊が思ったよりぐっと面白くてよかった。

夜7時過ぎ、久しぶりにジムへ行く。雨なのに、結構混んでた。ストレッチ→自転車→マシンワーク→ストレッチというおきまりのメニューを1時間やって、ジャグジーへ。ここのクラブには友達も知り合いもほとんどいないので、ひとりぼっちである。が、お風呂場で女性たちの交わす会話が面白いので、いつも聞き耳をたてているのだ。

ずっとまえは麻布十番のスポーツクラブだったんだけど、そこは、風俗のひとが多くて、それはそれで面白かった。危ない箇所にピアスしたおねえさんとか、内股のバラの入れ墨などを鑑賞させてもらいましたね。あと、全裸率が高かったな。

今入っているところも、人生いろいろですね。リッチ奥様風、おしゃれOL風が大半であるが、風俗系の方(銀座系?)もそれなりにいて、この三者の差は見分けがつきにくい。だって、銀座の風俗系のひとって、山の手お嬢様風の衣装が多いでしょ。お金持ちの♂やブランドもんが好きって部分では共通してるしね。今日採取したエピソードは今のところ秘密。小説で使うかもしれないからねー。

ジムでお風呂はいって、雨のなかをとぼとぼ歩いて帰ってきた。



帰りに食べ物を買って帰ろうと思っていたのに、考え事して歩いていたら、家に着いてしまった。アウト!なんでバカなんだ。もう、食べ物ないのに・・。あわてて、最近毎日かよってるクイーンズシェフに行ったら、もう閉まってた。とほほ。仕方なく、コンビニでベーコン買って、家でオムライス作って食べました。こういうとき、自分ってほんと間抜けだなあと思います。

ジムに行こうと思ったとき、帰りに買い物をして~、何々を買って~、何々を作って~とプランを練ってあったのに。ジムを出るまでは、「これなら、店も開いてる時間だ」と確認もしたのにさ。

ま、悔やんでも仕方ないので、もう寝ようっと。ジムに行くとぐったりしてよく眠れるから好き。

ジムの女たちの秘密の会話を知りたくて読んだひと、ごめんね。
いずれ書くから、待っててくだされい。