山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

マヌケといえばマヌケな一日。

品川で行われた「ザ・三名様」というイベントに行く。岡田義徳、佐藤隆太、塚本高史の三人がファミレスで話すDVD作品のイベントだった。まあ、なんでそんなところへ行ったかというと、半分、仕事のようなものでした。年若い女の子ばかりだった。

けれども、岡田義徳というひとは、芝居がうまいなあとしみじみした。数週間前、新宿の花園神社でやってた、鄭義信さんの芝居でも主演してたけど、舞台でも充分伝わる強さのあるひとだなあ。この役者さんは、友人の橋口亮輔監督の「渚のシンドバット」で主演してて、そこでも、すこぶるすばらしい演技を見せていたけど、あっぱれなひとでした。実際見るとすごく整った顔してるし。

そんなわけで、品川で若い女子に混じって、イベントを見学した後、天王洲アイルにある、フランフランという店に立ち寄ろうと思ったわけです。非常に近いと思ったからね。タクシーで行こうかなあと思ったけど、買い物した後も車に乗ってしまいそうだし、だいたい、品川までもタクシーで来ているので、ちょっと控えたわけです。近いのだから電車で行こうと。これが大間違いだった。

品川発着の電車ってわかりにくいよねー。って同意を求めても仕方ないけどさ。京急の表示のよると「羽田空港まで一本!」って書いてあるので、近いんだなあと漠然と考える。普段ならここで、駅探クラブに接続して、行き方を調べるんだけど、天王洲アイルを「天皇洲」と勘違いして、検索してもそんな駅名はありません・・と出てしまう。もう、いいや、適当に乗ろうと思い、京急の切符を買う。だけど、路線図が見あたらず、よくわからないまま、羽田空港行きに乗る。するとこれが、急行で、蒲田しか停まらない。しかたなく蒲田まで行き、乗り換えて、天空駅へ。この「天空」って名前が、「天」の部分が同じだから、天王洲アイルと近いのではないかと、考えたのが、ほんとおろか。ここはすでに羽田の一つ前の駅。そこから、モノレールに乗り換えて、1時間近くかかって、天王洲アイルに着いた。ばっかみたいです。

自宅に戻ってから、地図を見ると、品川と天王洲アイルってほんとに近い、ほとんど、品川ー羽田空港を往復してたってことになる。時間と電車賃の大いなる無駄であった。ちょっと緊張をとくと、東京の交通はとても難しい。しかしまあ、フランフランは20時までやってたし、目標のものも購入できたので、よしとしようと思う。そんな、なにもかもうまくいくわけないもんね。今日はハイヒールで出かけたから、ちょっと脚が痛いけどさ。

入浴剤をたっぷり入れたお風呂に入って、明日、ジムにでも行くことにする。さらさらと夏が過ぎていく。