山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

絶望するのは簡単だ。

午前中に起きて美容院へ。
どうしても前髪が長くて気になり、今日を逃すとチャンスなし・・と思っていたのででかける。が、髪を切ってもらっている間、昨晩書いたエッセイがダメだと思い始める。直さなきゃ・・と思い始めるといてもたってもいられないけど、カットの途中で抜けられず、気もそぞろで、美容師さんに失礼であった。

帰宅後、すぐに直しをするが、あまりうまくないかない。苦しむ。その後、病院へいって、インフルエンザで入院中のひとの退院を手伝う。帰宅後、ふたたび、エッセイ直し。夕食を食べてから、20時過ぎ、テレビ番組の編集へ。朝6時過ぎ終了。始まりが遅いから、徹夜は予定通りだったけど、帰宅すると、昨日苦労して洗った洗濯物が全部、ベランダでずぶ濡れになっている。ああ。最低だなと思う。ここ数日、なにもかもうまくいかない。中学生なら不良になっているところ。

しかし。
朝方帰ると、自分の書いた本を読んでくださった方からのもったいなメッセージが届いている。(hpとsnsと偶然2通!)うう。泣けてくる。こんな私の書いたものでも、読んでくれるひとがいるのだ。喜んでもらえるのだ。そう思うと、めげずにいこう。洗濯物が濡れただけじゃないか。小さな失敗がつながるとすぐに絶望したくなるけど、そんな簡単なもんじゃないよな。

メッセージを下さった方々、ほんとにありがとうございます。お礼を言うのは私のほうなんです。励まされます。

そんなわけで、花冷えの一日。さくらは散っても、すべてが終わったわけじゃないのだ。