山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

平穏な日々。

精神的にはとても落ち着いた日々を送っている。こういう時間を過ごしていると、自分の人生ずっと波風たたずだわ・・と思ってしまうけど、冷静に振り返ってみれば、およそ1年前にも、関ヶ原の戦い風に闘っていたりもするし、ほんの一ヶ月前には、小説のなかで七転八倒していたわけで、実は全然平穏じゃない。

友人から、波瀾万丈な身の上話などを聞くと、おもしろ~いなんて思ってしまうけど、自分だって、充分、軌道はずれてきたのだった。要するに、すぐにつらかったこととか、大変だったことを忘れてしまうのよね。
ありそうでない、トラウマ。トラウマという言葉が生まれたから、トラウマが生まれた・・とも言えるよね。

もともとは、精神医学用語だった(んでしょ?)言葉が、日常的になってしまうという自体が案外、面白いよね。今日は、昼間は、自宅取材があり、ふだんは、ひとを取材ばかりしている身なので、新鮮である一方、相手の要求に応えられたかが、少し心配でした。でも、なんか楽しかった。

いろいろあるけど、なんだか、人生はたのし~。