山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

どこにも答えはありません。

久しぶりに表参道に行くと、なじみの会社は引っ越ししてるし、知らない店はできてるし。東京は日々、変化しておりますね。変わらないのは、わたしだけだわ…ってよくわからない。

ひと雨ごとに冬になる…感じで、肌寒いこと。もはや、夏服の重ね着では乗り越えられそうにもない。衣替えって面倒よねえ。広いクローゼットがあって、衣替え不要の生活がしてみたいなあ。でも、当分無理ね。まあ、いいか。

仕事から戻り、小雨のなか、犬と散歩に行く。雨が止むのを待っていたら、犬たちのストレスがマックスになってしまうからね。今日、帰って来たら、「ミドリちゃん」と読んでいるグリーンの一部をミニが伐採していた。床に散らばるミドリちゃんの手脚…って、葉っぱと枝のことだけど。長時間部屋で待機させると、ときどき、かような悪さをする。困ったもんだ。

夜は、原稿を書く。が、たいへん悩む。しまいにどうしていいのかわからなくなる。基本に戻ってしまう。
「えっと、なにがやりたかったんだっけ?」

小説は、どうも仕事と割り切れない。いったんは割り切っても、すぐ、「でもなー」と思ってしまう。これで面白いのか?大丈夫なのか?という疑惑の虫が生まれるととりつかれちゃって。こいつ、時々、顔出すんだよなあ。たまに善良な小説読むと、「もっと自分も善良な話、書かないとダメなんとちゃうか」と関西人がでてきてしまうよ。で、ちらっと善良そうに書くんだけど、根がひねくれているから、続かなくて、原稿用紙だったら、びりびり、ポン!ってところ。実際は、パソコンだから、途中で保存して終わるだけだけど。

今、苦しいかもしれません。そんなとき、すでにテレビの仕事は始まり、さらに、脚本直しの仕事が…。さらに、北の方に取材に行きたいし、来月、ロケあるし、海外も行くかもしれないし…。正直、破滅の予感。

破滅したくないっす。