山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

あまり嬉しくない、季節先取りしました。



朝から雨。ミニがぐったりしてたので、至近距離で撮ってみた。近くで見るとぶさいく。

仕事が思ったより早く終わったので、恵比寿で「アヒルと鴨のコインロッカー」を見た。原作も読んでいないし、全然どんな話かしらなかった。なんとなく、もっとポップなギャングものなのかと思ってた。(同じ原作者の作品で「ギャング」って言葉がでてくるのあったでしょ。混乱してた。)全然ちがうじゃないか。

ちょっと泣きましたね。思っても見なかった、動物というか、犬猫がらみのお話だったわけで。(そうだよね?)。どうも、犬猫がひどい目に会う話は圧倒的にだめである。さらに、犬猫の命のために、命をはるひとが出てくるともう、手放しで泣けてしまう。これが、ニンゲン相手だとそうでもないんだよなあ。犬猫限定。犬猫のために闘うひとにマル。

すごくいっぱい仕掛けのあるお話なんだろうけど、見ている間はそういうことを忘れさせてもらえた。瑛太ってひと、よいなあ。いい役者さんだなあ。

映画を見終わったら、ふらふらする。席を立てない。最後のシーンで、柴犬風な犬が事故にあいかけたので、シンクロして、体調が悪くなったのかと思った。が、家に帰ると、発熱。風邪のようだ。まだ、冬になっていないのに、こんなものを先取りしてどうする。犬のせいではなかった。

そんなわけで、あまり飲まない方がいいと言われている風邪薬を飲んでもうろう中。(風邪薬、体調に合わないんだそうで)。でも、ほっておくと治らないし、つらいので、飲んでしまった。

なんか、悲しい、悲しすぎるお話でした。

(自分の憧れの鳥葬が出てきたんだけど、「罰」として描かれていて、そうか、罰なのか、と思った。自分はどちらかというと、よきコトかと思っていた。生きたままはつらいけど、死んだら、動物や鳥の餌食になりたいから。焼いたり、捨てたりするより、食べてもらったほうが、少しでも役に立つと思ったんだけどなあ。死後は、犬葬あるいは狼葬、希望。)