山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

スカシカシパン試食。



今夜の夜食、スカシカシパン!

ここのところ、毎日ショコタンのブログを読んでいたため、中川翔子さんプロデュースのこのパンが食べてみたくて、うじうじした。シュガーマーガリン味って書いてあって、それってなんだろう?と気になって。昨晩は、家にあったバターロールにマーガリンと砂糖をかけて試してみる始末。バカだなー。

で、本日、わざわざローソンまで行ってきた。わざわざといっても、自宅から徒歩2分なんだけど…。しかし、こういう商品は売り切れなのではないかと心配したけど、レジの前に平積み状態だった。これだけ買うのも店員さんから、笑われそうで恥ずかしかったけれども、そんなこと、お店のひとは気にしまい、いーや、たとえ気にして、「わざわざスカシカシパンひとつ買ったひとがいた」ぎゃははは…と笑われたっていーや、別にと思い、これひとつ購入して帰ってきた。



パンの匂いにテーブルの下に集まってきた犬ども。

でまあ、感想なんですけど、まず、でかい。こんなにでかいパンをいったいいつ、どのような状況下で食べるんだろうか。ひとりで完食するのかな。味は、全体に甘くて、ところどころに砂糖の固まり(?)みたいなものがくっついてる。こういう食べ物なのだろう。というか、まあ、わりと普通に美味しかった。

一月も末になり、いよいよ、いろんなことが切羽詰まってくる。押し寄せるやらないといけないことややると決めたことたち…。いやーどれもみんな好きで始めたことだから、いーといえばいーんだけれども。

それでも、今日は基本的にご機嫌。それは、スカシカシパンを食べたからじゃなくて、なんか、書き物の全貌がやっと見えて、やっと自分がなにを書いているかが、なにを書こうとしていたかが、わかった感じがするからでした。それで、鼻歌も出て、コンビニにパンを買いに行ったのだった。

とある仕事で、映画をたくさん見ないといけなくなった。映画見るのもちろん、好きだからうれしーし、OKなんだけど、当分、一日2本は見ないと間に合わなそうだ。うれしーような苦しーよーな。

いろんなことが、運命みたいにからみあって、進んで行くのだなー。長い人生で、要所要所で自分で選択してきたことの結果が、今あるってことなんだろうけれども、なんか不思議。

ここのところ、毎週欠かさず見ていた、NHK教育の「人生の歩き方」(ってタイトルだったと思う)に宮本輝さんがご出演されていて、ご自身の人生について語っていくのですが、基本的なことかもしれないけど、宮本輝さんってトークがうまい。ひとに聞かせる話しをするのがうまい。いや、こういうのって当然かな。物語を作るのが上手いんだから、話もうまいのかな。

友人のテレビドラマプロデューサー(ヒットメーカー)がよく言うのですが、

「話して面白い監督の作る作品は面白い。脚本家も同じ」

話してつまらないひとが作るものはつまらないことが多いと言う。確かに。友人の著名な映画監督は、とにかく、話が面白い。いつまででも話していたくなる。それって、恋愛とかそういうのをこえて、面白いんだよなー。クリエーターは基本、話面白いひと多いよなー。別に芸としてやってるわけではなく、ヒトとして面白いのよね。

あ、話がそれた。で、宮本輝さんが言っていたちょっと印象に残ったひとこと。

「自分は五十歳を過ぎたひとの情熱しか信じない」

みたいなこと。ちょっとわかる気がした。若いときって、ミュージシャンになりたいとか、愛に生きるとか好き勝手言えるけど、それを貫けるひとは少ない。みんな年とともに、生活にまみれて、そこそこのひとになっていく。そういう意味では、20歳の決意は軽い。20歳で無謀なのは普通だけど、50歳までそれを貫くのはたいへんだと思う。

年をとって思うのは、願いがシンプルになっていくことだと思う。若い頃は、自分の願いなのか、世の中の願いなのかがよくわからない。流行モノやまわりの友達の意見などに影響されやすい。それはそれでいいのだと思うけど、(自分だって、若き日は、苦手なスポーツなどもやったし、科学者になろうとも思っていた)、だんだん自分の資質やほんとに好きなものがはっきりしてきて、願いがシンプルになる。まあ、生きるパワーが減るから、余計なものに力使えなくなるってこともあるけど。

というわけで、そんなこんなを考えていました。

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