山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

決戦はバレンタイン?



いよいよ、バレンタインデーまで、あと2日となった。決戦を前に、みなさん、覚悟はできているのだろうか。わたしはすでに戦闘態勢にある。

なんちて。嘘、全然、バレンタイン関係ないけど、そういう気分に短い間だけなってみた。(写真もね)。
っていうか、まさに、「よし告るぞ」と思っているひともいるのだろう。そういうひとにとっては、心臓ばくばくの日々なのかしら。うらやましいような気もするし、面倒くさいような気もする。

買い物にでると、そこら中でチョコレートが売っているので、つい、買いたくなる。誰かにあげるためというより、自分のためだな。よくいう、「自分へのご褒美」という種類ではなく、バレンタインは自分にプレゼントというのでもなく、単に、普段からチョコ好きなため、あのように大量に展示されると、欲望を抑えることができないのだ。

先日は、つい、クマの形のチョコレートを買ってしまった。(あげる当てなどないのに)。だって、クマのかたちのチョコレートが10頭ばかし並んでいて、たいへんかわいい。このような、動物型にいつまでたっても弱いんだよなー。ビスケットなども、アニマルものがあると、つい、買ってしまい、眺めるだけで、結局、お犬さまのおやつになったりする。

あ、そうか、クマチョコの写真、アップすればよかった。バレンタインは偶然、女友達とご飯に行く約束となっている。別に、その日を意識したわけではなく、偶然ね。ただ、この手の日は注意が必要だ。うっかりフレンチやイタリアンに行くと、アツアツカップルや勝負人たちがいて、ぐはっという気分になるからね。

徳間書店さんが出している「本とも」という小冊子があって、今月号に、「ぼくらのバレンタインデー」というエッセイが載っていた。男性の側に、思い出のバレンタインを語ってもらうという企画である。定金伸治さんという作家のエッセイが面白かった…というより、かわいそーだった。あまりよい思い出がないらしく、それを嘆きながら、唯一(らしい)、記憶に残るチョコをもらった話を書いている。ふうむ。普通の(もしくは、あまり女性に縁のない)男性にとっては、バレンタインってそんなものなのかもしれない。義理かもしれないチョコを結構、喜んでいたりして。

昨今は、義理チョコも進化して、会社などでは、お歳暮やお中元みたいな年中行事になっているようだ。それを嘆いてもいいけど、自分的には、ひとがひとになにかをプレゼントするイベントって、結構好きだなー。年賀状だって、クリスマスカードだって、基本は同じな気がする。だから、印刷だけの年賀葉書はあんまり好きじゃないのと同じで、義理でも、なんか、特別のメッセージがあるほうがいいなー。バレンタインは、もっと進化して、男女差を問わなくなり、誰でもチョコレートを上げて良い日になってほしい。そしたら、チョコくれ。クマ、イヌ型がいいなー。でも、かわいい形のってあんまり美味しくないんだよなあ。うちの近所のショコラティエ・エリカさんのマシュマロバーとか美味しい。気をつけないと一本食べてしまう。エリカとか、今頃、大混雑なのかな。

バレンタインの愉しみのひとつは、終わったあと、叩き売りになるのを狙うってことだな。大人買いしてみたいものです。

ということで、今夜もバナを優しく、クリックで。すてきなバレンタインでありますように。