山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

痛みの現れ方。

まあ、ずっと頭痛が続いているわけです、私の場合。

新聞は日付通りじゃなくて、3日に一度くらいまとめ読みするので、どの新聞のいつの記事だったか
わかんないけど、最近の記事にミステリー小説家の夏樹静子さんの記事が載っていて、そこで、夏樹さんが突然襲われた治らない腰痛について話していた。椅子に長時間座ることができないような謎の腰痛に襲われ、いろいろ検査しても原因がわからず、原因がわからないから、治療できない…ようなことが続いた。その後、知り合った医者が、「精神的なもの」だと診断する。本当はもう仕事がイヤになっているのに、やめられないから、身体が先に訴えたと。(椅子に座れなければ、原稿書けないからね)。

夏樹さんは、「全然そんなことない。仕事やる気十分なのに」と反論するも、他に手だてがなく、その医者の指導にしたがって、二ヶ月だったか温泉に行ってカウンセリングのようなことや断食などをしたそう。すると、ぱっと痛みが消えたという。それで1年くらいは書くのをやめたそうだ。

なるほどー。まあ、このような精神的なものから身体に苦痛が出るって話は、初めて聞くようなことでもない。学校に行きたくない子供が「お腹痛い!」と言い出すのに似ているし、実際、その時はお腹痛いんだよね。

が、夏樹さんのようなクールで熟練の極みのような方にもそんなことが起こるのかと思えば、人生の若輩者、負け犬、弱虫、臆病者…などなどあらゆる否定的マイナスのイメージを全身に張り付けた私に起こってもちっとも不思議ではない。たまさか、これまでの人生で、こういうかたちで現れることは少なく、ストレートに心の病にかかっていたが、今回は、頭痛なんですねー。イタタ。

頭痛薬を飲み過ぎると心配なので、ほどほどにしておりますが、なんと言っても、心のありかとは、大脳のことですから、頭痛がするのは、とても自然かしら。「心を痛めております」なんて言葉を地で行ってるわけで。

それとも、脳が壊れたかなー。また、睡眠サイクルめちゃめちゃに突入しているし。桜の季節だから、早起きして、お花見行きたいのに。太陽の光をあびたら、気持ちが変わるらしいって聞いてるし。友達の高齢の犬が、もう、ほんとに弱ってたけど、太陽の光をあびたら、元気を取り戻して、ご飯を食べたって言ってた。(正確には書いてた)。だから、太陽の光、浴びたいのに。起きると太陽はすでに地球の裏側を照らしているのね。これはもう、太陽を追いかけて、ヨーロッパにでも行くしかないのかしら。はあ。

そんなわけで、色にすれば灰色、音にすれば低音、季節にすれば真冬、虫ならゴキブリ、川ならドブ、といったような、あらゆるカテゴリーのなかで、もっとも最低のラインをさまよっております。
明日はとりあえず、土曜日なんだ。普通のひとは週末って呼ぶんだろーなー。関係ないけど。

こんなときもクリックを。