山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

たみおのしあわせ

今日は、映画「たみおのしあわせ」の試写会に行きました。

主演は、オダギリジョーさん、麻生久美子さん、原田芳雄さん、そのほか、豪華メンバーです。監督・脚本は、作家としても、役者としても大好きな岩松了さん。

「結婚しても、しなくても、どのみち君は後悔することになる……ソクラテス」というキャッチコピーがついているように、たみお(=オダギリジョー)が結婚を決めたことによって始まる物語です。

全編、ほのぼの、ゆったりペースで進みます。ゆるい笑いが随所にあり、細かく笑いながら、それぞれ芸達者な方々の芝居を堪能できます。なかでも小林薫さん演じる、ニューヨーク帰りのおじさんは秀逸でした。とってもへんてこりんで面白いんですよー。でも、いるよな、こういう感じなひとって気持ちになりました。

主人公のふたりは(オダギリさんと麻生さん)、30歳前後ですが、そのほかの登場人物の年齢は、けっこういっているんです。中年から老年にかけてのひとたちがたくさんでてきて、そのひとたちもまた、恋と結婚に悶々と(?)しているんですねー。そういうところが楽しかったです。石田えりさん、迫力ありました。

会場は、満席。人気のほどが伺えます。しかし、見終わった直後は、いったい、なんだったんだろう…ってちょっとわからなくなりました。「えっと、この結末の意味って」と考えこんでしまいました。

で、映画を見終わってから、12時間以上経過し、その間に2回もご飯食べて、やっと結末の意味がわったような気がする。あーそーだったのかーって感じです。なにが「そーだったのか」については、ネタばれしますので、書かないで起きます。

夜、久しぶりに女友達とご飯を食べに出かけたので、リラックスもしましたけど、もはや眠くなりました。明日はがんばれ、わたし。