山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ふぬけなわたし。

今日は久しぶりに一日、家にいられた。

映画「ハゲタカ」の記者会見の記事を読むと、出演者のひとり、確か玉山鉄二さんが、「クランクアップしても二週間ほど、抜け殻のようで普通の生活に戻れなかった」みたいなことを言っていた。そうか、そういうものなのか。とすれば、わたしも、15日くらいまでは、「なにもできない」と言ってもいいのかもしれない。出演者じゃないけど、一応、監督だし。

なんかずっと疲れていて、なかなか回復しないのは事実だ。なんの用事もない日が少なかったせいもあるけど、ずっと眠い、だるい、やる気ない。それでも、やらないといけないことがたくさんあるので、休んでいるわけにもいかない。牛歩のあゆみで仕事している。かわいそーだ、かわいそーすぎる。

今日も寝たり起きたりだったけど、久しぶりに集中して原稿の仕事をした。やれば、できるじゃないか。でも、ずっと体調不良なのは確か。ふと、なんかの病気かなーと思ったりもする。けど、熱もないし。病気だとしたら、うつ病なんでしょうけど、生まれた時からうつ病みたいな感じなので、もはや病気とはいえないくらい、なじんでいるし。いや、しかし、今は特別だ。特別にふぬけ。やっぱり映画のせいかしら。

なこと書くと、「誰もてめえに映画撮ってくれって頼んでねえんだよ」って某映画のプロデューサーから言われたことを思い出すので、映画のせい、映画のせいって書いてはいけないよ。

がしかし、やっぱり、最初に書いた通り、「ハゲタカ」の出演者がそうであったように、2週間くらいは、腑抜けでも許されるのだと言い聞かせている。だって、たいへんだったんだもん

明日から、テレビの仕事も始まる。もっとぼんやりしていたいけど、自分は働き者なので、目を覚まして働こうと思う。そして、これからの生き方について、考えている。「夕映えの道」を読んだからかもしれないけど、残りの人生、どうしようかなあと。だんだん、考えること変わってきたし。望みも。ほしいものも。どうなっちゃうんだろ。

まあ、いいや。また、映画撮りたいなーとは思うよん。

これからまた、原稿に戻ります。がんばれ、自分。