山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

世間知らず。

今日は映画の編集。かなりラストです。まあ、いろんなところをちょこまか直しているのであった。

夜はスタッフの方々がいらっしゃって、PV。自分はもう、何度も何度も見ているけど、人と一緒に見るとまた、感じが違ってくるんだよなあ。なぜかな、不思議。

見れば見るほど、自分みたいで、恥ずかしい。つまりその、理屈っぽくて、マイナス志向で、暗くて、時々、笑いがあって、ふざけていて、時々、お涙ぽろりで、ちょっとエロで、なんだか、全部つまっている。あー自分ってこんな感じ…ということだ。

前に、「映画とは監督の世界観を描くものである」という文章を読んだことあるけど、(このブログでも何回も書いているけど)、しみじみ、そう思うのだった。

わたしは、世界をこのように見ている。

わたしの目には、世界はこのように映って見える。

ということを意識して作ったわけではないのに、自分がどんな風に世界を見ているかが、映画になって、よおおくわかったような気がする。自分が何が好きで、何が苦しくて、何がうれしいのか。なにを美しいと思うのか、なにを醜いを思うのか。世界にどうあってほしいと考えているのか。

そういうことが、全部出ちゃっている。自分パフェで。くぇっ。自分アラモードスペシャルだ。嫌いなひとは嫌いでしょう。一応、食べやすくする努力はしているが、自分味なので、特殊な食べ物ではある。好みの別れるものでしょう。

知ってたけど…。

まあ、いいや。そういうもんがやりたかったんだから。かなり辛らつなお話なので、嫌われるひとには嫌われることは、すでにわかっている。けどさ、いいじゃん、そういうのがやりたかったんだもん。どこまでいけるかわかんないけど、なるべく、遠くまで行けたらいーな。

明日はテレビ番組の編集です。こっちもラストランだ。がんばれーわたし。
向こう一ヶ月は、フルマラソンのように働き続けます。8月にアフリカ行こうと思っています。取材でねー。

おやすみ。ソクラテス。