山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

舞台「来来来来来」と映画「ディアドクター」

毎日、危ない橋を渡るように生きてる…って、大げさだけど、昨日は、ホント焦った。パスポートの期限がなくて。結局、間に合って、海外に出発する当日に交付されることになった。ギリギリっす。

それでも、今日からは基本的に休みなので、非常にうれしい。休みに何をするかと言えば、映画と芝居だろう。ってことで、まずは、本多劇場へ、劇団、本谷有希子の「来来来来来」を見に行く。

なんかこれまでとは違った始まり方だった。舞台は、どこかの山奥だし、いきなり鶏の毛をむしっているシーンから始まるし、主人公は陸上自衛隊をやめて嫁に来た女性だし。嫁姑問題とか、長男の嫁と次男の嫁がどーこーとか、義父と嫁の恋とか、田舎の100人斬りの女性とか、ものすごくローカルっていうか、昔っぽいようなたたずまいはある。しかし、そこは、本谷さんであるから、辛らつでクールなんだけど、それでも、正直、最後まで、なかなか集中できなかった。

吉本菜穂子さんの役柄が新鮮で面白かった。あと、相変わらず、松永玲子さんは悪者でかっこよかった。

観劇後、いったん、家に戻り、アフリカのチケット手配などをすませ、再び、渋谷に出る。映画「ディアドクター」を見る。想像していたのと全然違う作品だった。もっとこう、感動大作みたいなものなのかと思っていた。意外であった。日本の田舎の夏の風景が美しかった。緑が輝いていた。

そんなわけで、あと一週間もしないうちに、アフリカのひととなるのであった。が、その前にゲラチェックしないとねー。間に合うのか。結局、3週間くらい行くことになってしまって、いいのかなあ。スケジュールがきついと疲れてやばいのではないかと思ったのである。エジプトとケニアに行くんですけど、気候が厳しいから、3日働いたら1日休む…というスケジュールにしたら、こんなことに…。でも、無理して病気になったりしたら、困るからね。

そんなわけで、残りの日々を有意義に過ごさないと。
まだ、見逃している映画がある。「MW」は見たい。「ごくせん」も行かないと。あと「そんな彼なら捨てちゃえば」とか。うう、休みでも忙しい。