山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

なにがあったのか。



なぜか、11月19日のアクセス数がすごい。普段の3倍以上だ。なぜ?ミニの写真をアップしたから?
16日にさとなおさんが、日記に「すべては海になる」の完成披露に行った…と書いたから?それとも、まったく別の場所で、なにか、「ひっかかる」ものがあったのかしら。ネットとは不思議だ。

いったい、なにがあったのかな。…それはともかく、

せっかく、たくさんの方に閲覧していただいているようなので、すかさず、宣伝と思い、文庫の表紙を載せました。来年1月23日より公開の映画「すべては海になる」の原作本です。(文庫で、580円です)。映画のポスターと同じ表紙なので、わかりやすくできています。しっかし、よくある映画の原作本とはちがいます。映画作ってから、「原作」と称して、ノベライズすることが多いと思いますが、これは、05年にきっちり小説をして書いたものでございます。その時点では、映像化などまったく視野に入っておりませんでした。…と申し開きをするほどのことでもありませんね。

解説は上野千鶴子先生に書いていただきました。過分におほめいただけて、作者としてはホントにうれしい限りです。

そんなわけで、今日は、ひとつ、テレビ番組のスタジオ収録がありまして、夕方に終わり、映画の試写にかけつけました。…が、終映時間に間に合わず、たどり着いたときには、お客様はみなさん、帰っておられました。今日は、またまた満席で、補助席もいっぱいいっぱいとなったそうです。(宣伝部の方が、過去最高とおっしゃってました。ありがたや…)。お帰りいただいた方も出たそうで、せっかく来てくださったのに、申し訳なく思っております。

本日、ご来場下さった方々、ありがとうございました。ご挨拶できずに失礼いたしました。

また、入場できなかったみなさま、本当にごめんなさい。これに懲りずにまた、足をお運びください。そして、現在、もう少し試写の回数を増やしてもらえるように、交渉中であります。

試写に来てくださる方が増えるのは、本当にうれしいです。回を重ねるごとに増えていく。それはもちろん、「もう終わっちゃう」からと来てくださる方が重なるからだとは思いますが、「もう終わっちゃう」なら、「いくのやめた…」という選択もあるはずです。別に、私の映画を試写しなくても、な~んも困らないでしょう。

ところが、忙しい間を縫って、来てくださる。心からうれしいです。そして、感想をメールで送ってくれたりして、もう、ほんと、自分は幸せものです。この幸せをどう表現しよう。どう還元したらいいのか。

とりあえず、個々に礼状を書きつつ、自分できることをしようと思っているところであります。

真冬のように寒い一日でしたが、気持ちはホットでした……ううむ、なんだか、らしからぬ文章を書いてしまった。自分のようにひねくれたモノでも、いいことがあると、とたんに素直になるのでした。…てへ。