山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

映画「曲がれ!スプーン」

夕方、ちょっと時間があったので、新宿バルト9で、映画「曲がれ!スプーン」を見て来ました。

超能力に特に興味ないんですけど、最近、注目の俳優(演出家でもある)岩井秀人さんが出ているので見に行きました。いや~小劇場出身の渋い役者がいっぱい出ていて、楽しめたー。詩人の三代目魚武濱田成夫氏も久しぶりに見ました。夜空に向かって、詩を朗読する姿、かっこよかった。さすが、本物の詩人だ。もしかして、UFOを呼ぶなんて、詩人くらいしかできないのかもしれない。

で、男岩井さん(ご自身がブログでそう書いてるから)、細男(ほそおとこと読む)役で、いかがわしいような、案外かっこいいような、おもしろいような、ダメっぽいような、非常に微妙な感じの役柄でそれがぴったりでよかったなー。元が舞台のお話ということもあるでしょうが、芝居を見ている感じだった。それに出演者たちがみんな、達者だからなー。

物語の大筋とかより、ワンシーンごとのみなさまの芝居を見せてもらう感じでした。全体やわらかいトーンのお話だけど、出ているひとたちはなんだか濃かったのがよかったす。

そんなわけで、久しぶりに映画を見た。ここのところ、ずっと体調悪くて映画館へ行けなかったからねー。体調悪いとハードなものを見る気力がないよなあ、タランティーノの新作を見ようかなーと思ったけど、なにしろ戦争ものなのでやめた。もちろん、マジな戦争ものよりは笑いの要素もあるんだろうけど、それでも、ナチとか出てくるし。

じょじょに仕事がかたづいてきて、うれしい。少しずつ、暇になる予定。年内頑張れば、来年からは、書き物トーンに戻れる。それまで、がんばろー。ツイッター始めたけど、また、いまひとつ、把握できておりません。