だらだらしながら、女性週刊誌を読んでました。
すると、こんな人生相談が寄せられてました。
『夫も亡くなってしまい、子供いず、仕事はパートで未来はありません。こんなんだったら、生きていてもしょうがいないと思いますが、どうしたらいいでしょうか』(60歳女性)
うわー。強烈な悩みだ。
で、回答者は、「趣味を見つけましょう、友達を作りましょう、ボランティアをしてみましょう」などと答えていた。
こんなハードな悩みによくも、そんなに前向きに答えられるようなーと感心しつつ読んだ。
自分だったら、「わーそうですよねー、なんか絶望ですよねー」と感じ、どうやって、ひきとめていいかわからなくなる。
というか、そもそも、自分も絶望気味なのだから、答えようがないな…。
あ、誰もわたしに聞いてないか…。
最近、朝日新聞の悩み相談が面白くて、回答者も車谷長吉さんや上野千鶴子さんなど、答えもユニークだなあと思っていたけど、答えを出すのは難しいよなあ。
「趣味を持とう」「友達を作ろう」「ボランティアをしよう」という答えは結構、一般的だ。
冷静に考えると、なぜ、「仕事でがんばろう」「起業したらどうでしょう」「恋人を作ろう」って答えはなかったのかなーと思った。
つまりそれは、この回答者が、「恋人、生きがいのある仕事」などは無理だろう…と最初からふんでいるんだなーってこと。
批判しているわけじゃないです。
じゃあ、自分ならどう答えるか。引き止められません、死んじゃってください…とはさすがにいえないなー。
けど、このように質問してくる、人生相談に、はがき(か、メールか知らないけど)を送ってくる…ってことは、まだ、本当には絶望していないってことだよね。ホントに絶望してたら、ひとりで消えてゆくであろう。
ってことは、「救われたい」「生きたい」と思っているということだ。自分では絶望しているつもりでも、「生きる気」ありってことだ。
ふむ。
だからやっぱり、無難なところでは、「友達をつくる」ってことから始まるのかなー。あるいは、やっぱり、恋人を作る…もありなんじゃないかなー。
やったことないことやるとか…芝居とか。動物を育てるとか。海外に行くとか。
おお。ありきたりな答えでしょうか。
好きなことの洗い出し…ってこともあるのではないか。これまでの人生で好きだったことをもう一度やるとか…それでもだめなら、そんとき、もう一回考えよう…くらいで。
あっ。他人のことだと、考えられるなー。
とりあえず、自分は目の前の仕事しないとね。とほほ。
力のない、無気力気味の内容ですみません。
頭上の雲はなかなか晴れんよ。