仕事が一段落。
レギュラーでやっている、「名曲探偵アマデウス」のオフライン編集が終わった。あとは、編集とMAで終わり。
特に問題なく、仕上がった。その間に、日テレ系の深夜ドラマも2本書いた。これも一本はクランクアップした模様だし、もう一本もほどなく、クランクインだろう。
ミニをなくしてから、悲しむ間もなく、仕事をし続けた。
ミニよ。お母さんは、こうしてテレビの仕事をしていくよ。雨が降っても嵐が来ても、そして、君がいなくなってもね…。
表面上はなにもなかったように、時間は過ぎる。仕事にも差し障りはなかったはずだ。いつも通り、いつも通り。
でもさ。
やっぱり、ちっともいつも通りじゃないよ。終わって家に帰ると、笑顔で尻尾全開で出迎えてくれる君がいないんだもんな。
どんなに呼んでもどこからも現れることはないんだもんな。
居間の片隅に、小さな骨壺があり、君はそのなかにいるんだもんな。
もう、二度と、あのふさふさした毛にさわることも、ざらりとした舌でなめられることも、ソファに飛び乗って、読書の邪魔をされることもないんだよね。
永遠にね。