山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ひとつの時代の終わり。

あっという間に時間は過ぎるものですね。

あっという間に11月になってる。秋を飛ばして冬になってるし。

基本的に、気持ちは下がりっぱなしです。下がりっぱなしたまま、仕事をしたり、風邪をひいたりしております。

忙しかった仕事も一段落しそうです。11月の半ばになったら、もっとヒマになるし。

11月中旬、海外へ行く仕事の誘いが2つほどあったんですけど、どっちもやめてしまいました。

ある意味、世話をしないといけない対象がいなくなったので、気軽に海外に行けるはずなんですけど、とてもそんな気持ちになれない。なにか恐ろしくて、息苦しくてね。自信がなくなりました。

それにしても。

ひとつの時代の終わりを感じています。

15年前、文學界の新人賞をもらって、その記念でカナという犬を飼いました。ここから、わたしの犬との歴史が始まったわけです。その後、本を出せるようになり、映画も撮ることができました。

犬のほうも、カナが子供を生んで、二世が育ちました。

そして、15年が過ぎて、すべてが終わった気がする。この充実した15年はひとつのタームだったのかもしれない。

95年から2010年へ。

次の15年はどんなだろう。まったく予想がたたないなあ。

まだ、立ち直れないまま、かろうじて、生きてます。免疫系が弱っているので、風邪ウイルスにすぐに占拠されちゃいました。でも、いいんだ。自分は苦しめばいいと思っています。風邪くらいなんだよ。だって、あのコはもっと苦しんだのだからね。


暗くてすみません。