ロンドン30日目。
今日は、学校のあと、ディケンズ原作の「クリスマスキャロル」の舞台に行きました。
せっかくロンドンにいるんだし、クリスマスシーズンだから、たまにはいいかと思ったわけです。
最近、妙に「いいひと」「おだやかなひと」になりつつあり(当社比)、以前ほど、きつい作品ばかり求めなくなったんですねー。
いっそ、童話とか書きたくなるような気分だし…(笑)。
が。
マチネ(昼間の芝居)だったので、ランチにピザを食べてから行くことに。
このピザがとても美味しかった!
イギリスはまずい…みたいなものいいもありますが、当たり前ですが、美味しい店は美味しい。
都市ってそういうもんでございましょう。
東京だって、美味しい店は美味しいし…ね。
それは良かったけど、美味しいピザでリラックして、思いのほか、劇場が暖かくて、おまけに、名優(たぶん)の一人芝居だったんですよね。
初老の男優がひとりで、「クリスマスキャロル」について語って行く。シンプルな舞台装置で、語り口が穏やかでとてもいい感じなんだけど、次第にそれが、子守唄のようになってゆき…。
爆睡しました!
まるで、子供のころ、ベッドのなかで、母親に絵本を読んでもらっているみたいな状況になってですね、ふわーっと寝てしまった!
おーのー!なんてこった!
いい舞台だったのに、申し訳ない。
語学力が足りないせいもあると思う。
反省しながら、帰路につきました。
が。
こんなウインドウが…。
つい、誘惑されて…。
クリスマス仕様のと、ストロベリー味のを買いました。
サンタのがほしい…って言ったのに、クリスマスツリーのになっていた。うう。
そして、今日買ってよかったものがもうひとつ。
ウォーターボトルとして売ってますが、いわゆる“湯たんぽ”ですね。
これが、大正解でした。
英語の学校で、夜、部屋が寒い…と訴えていたら、(大家が夜中になると暖房をきってしまう)、大家に頼むのもいいが、イギリス人は寝るときは暖房をオフにするのが普通なので、湯たんぽを買ったらどうかしら?と
提案された。
大家さんにももちろん、お願いするつもりだったけど、その前に、湯たんぽを見つけたので買ってみた。
なかにプラスチック製の袋が入っていて、それにお湯を入れて使う。
今も使っているけど、これをひざの上において、膝掛けを巻いていると、椅子上“こたつ”みたいになって、とてもあたたか。
体中がほかほかしている。
ついでに、ミント&ジンジャーティー(インスタントだけど、美味しい)を飲んでいて、とてもいい感じ。
部屋全体はそれほど暖かくないから、頭は割とクリアだし…。
日頃、東京で脆弱な暮らしをしているので、いろいろ慣れるまでは大変であったけど、多少の苦労も楽しみのひとつと考えることにしております。
そう考えると、面白いです。いろいろと。