山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

遠くから見ている。

今夜は、某天才演出家と呼ばれた男と、

同世代の天才演出家をまとめられるのは彼女だけ、と言われる、

美人プロデューサーとの会食でした。

天才氏が、誕生日が近いとあって、バースデーケーキを用意しました。



映画の打ち上げケーキと同じお店に発注。

ここは、デザインも楽しくしてくれるし、味も美味しいんです。

テレビ番組を演出している姿をケーキにしてもらいました。

こんな発注滅多にないと思うけど…。

プレ誕生会をしながら、

大事なひとを失ういたみについて、考えました。

私の悩みなど、小さい。

映画も公開になり、いろんなところで取り上げてもらえて、これ以上、何を望むのか。

思いを残したまま、去らなければならなかった人たちに教えられている気がします。

考えて見ると、この映画もミニ(犬)を亡くしたことから始まった。

取材の途中で、たくさんのたくさんの死に遭遇しました。

だから、ちょっとやそっとのことでめげるわけにいかない。

あのこたちの死を無駄にしちゃいけない、そう思ってきたんだった。

思いをあらたにしました。

映画「犬に名前をつける日」絶賛公開中です。

劇場にどうぞ、足をお運びください。