山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

バングラデシュより

ここはバングラデシュの首都ダッカです。

まわりを軍隊の兵士が取り囲む、外国人(先進国系)ご用達のインターコンチネンタルホテルのスウィートの一室から送っています。外の気温は軽く四十度。でも室内はクーラーが効いていて過ごしやすい・・というのは嘘でここは東京の自宅です。

 まわりを建築中の高層マンションが取り囲む、愛人が多いと言われるshirokane-cityからお送りしています。なぜ、バングラデシュかっていうと、4年ほど前にロケで行きましたけど、最近の東京の天候はバングラデシュみたいなんですもの。ものすごい高温とシャワーみたいな雨。でもバングラデシュと違うのは、ロケをしていると何百人にも取り囲まれちゃうとか、ホテルのレストラン以外でお食事をしたらスタッフが食あたりになって倒れるくらいリスキーだとか、おみやげ買おうたってほしいものなんてほとんどないよん、とか、ロケ中の美人女優さんに駐在員の横暴な男たちから合コンのお誘いがくるとか、そんなことではなくてですね、やはり、ダッカを離れ、少し行くととてもとても美しい緑豊かな農村が広がっていることですね。電気も水道も通っていない村で、朝からずっとロケしてて、あっという間に大雨。機材を守って、近所のお宅に雨宿りしたことを思い出します。なんか、楽しかった。
 というわけで目をつぶってしまえば、ここは東南アジアなんだわ、って思えて、少しは楽しいかなと。

今日は一日、ホームページを立ち上げるための最後の作業をCGアーティストのoさんに手伝ってもらいながら、完成しました。思えば、これが最初の日記。これからも湯水のように文字を書きますから、また、読んで下さい。

初めての小説出版まで あと 39