山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

マイナス評価ばかりを。

いよいよ今年も残すところあと1日。

だからって別にどってことないけど。

一日中、書き物をして、一心不乱にやっていたら、へとへとになったので、息抜きの遊びをする。
なにかというとですね、「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画のヤフーの感想を読んでいたのである。

この映画、友人がほめていたので、見に行きたいとは思いつつ、なかなか、一歩が踏み出せなかった。その友人はたいへん良い人で、仲良しでもあるけれど、映画の趣味が合わないこともあり、そのあたりをとことん話すと友情に亀裂が入るので、触れないことにしている。

でも、もしかしたらいい映画かもしれない。こればっかりは自分で見ないとわからない。
で、何気にヤフーの感想読むとすごいじゃないですか、大評価。
「これまでで一番いい映画」とか「泣きました」とか「今、すぐ見に行くべき」という押し付けがましいのまである。

当たった作品の場合、興奮気味の感想文が羅列されるのはよくあることなので、驚かない。でもって、そういうのは読んでも、たいてい同じなので、☆ひとつや、批判的な感想ばかりを探して読む。

1018件の書き込みがあって、批判的なものは、15件に一件くらいの割合。そして、そのひとつひとつを読んで行くと、感動ポイントが絞れるのと同じように、感動できなかった理由も代表的ないくつかにまとめることができる。

まとめると
安っぽくてありがちなストーリーであるらしい。
時代設定に無理があるらしい。
(貧しいはずの家にテレビや洗濯機があるらしい)
こんなところかな。

感動できなかったひとたちは、けっこう、怒っていて面白かった。

そんなわけで、年が明けて、映画館が空いたら見に行こうかな。

誰かが「プロジェクトX」のドラマ版だよって、書いてたから、ちょっとひるむけど。