山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

獣的コミュニケーション



イギリス、ガーデニングシリーズより。こんな庭にこんなベンチがあったら、午後のお茶とかしたいよなあ、ここで。

圧倒的に、自分は、ヒトといる時間より、犬といる時間が長い。昼間、書き物をしているときなど、二頭とヒトリという構成ですごしており、多数決で何かが決まるとしたら、犬派閥に負けてしまう。が、彼らは、クーデターなど起こす気配がないので、二頭の上にたったひとりの人間である私が君臨しているわけである。

すると、家の中でのコミュニケーションの手段は、言葉ではなくなる。いや、だいたい、言葉もわかっているようだけど、犬相手に延々、話すのも、自分が狂ってしまいそうで、恐ろしいので、基本は動きで表している。そんなわけで、日頃のコミュニケーションが獣化しているような気がしている。

しかし、まあ、いいか。獣的で。自然の少ない都心に暮らしているため、自然に触れていられるのはとても贅沢なことなんだわ。って、結局、犬自慢かい。

書き物が忙しくなると、こっちがおろそかになっていけないわね。ついネタバレしそうなこと、書いてしまうんだもん。うう、すまん。眠いので、今夜はこのヘンで。しかし、ものすごく寒くなってきたねえ。もう、完膚なきまでに、夏は終わった。終わったんだなあ。来年の夏までさらばだ、夏。夏が終わるとひとつ年をとったように思うのは私だけ。っていうか、自分の誕生日が夏だから?失礼しました。