山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

空を覆う雲が…。空が落ちてくる。

だめだ。

基本的に落ちている。

8月10日に熊野から戻って以来、生産的なことはほとんどやってない。

この間に、ペヤンヌ・マキさんの「たたかえ!ブス魂」の出版イベントに行って、楽しくで、この本も面白くて一気読みして、そうだ、これをブログに上げて、毎日JPにも書こうと思ってやってない。

「AV女優の社会学」も面白くて、これを合わせ技で「性の商品化」についてまとめて書こうと思って、これもやってない。

一昨日は、自主映画時代からの友人、佐藤東弥監督の「ガッチャマン」を見たので、エヴァとの関係や、正義の味方が自分の正義を疑うことについて書こうと思ってやってない。

それで、今日は、李相日監督の「許されざる者」を見て、渡辺謙さんに泣き、成長して、すごいあつい芝居をしていた柳楽優弥くんに泣き、小池栄子の女郎に泣き、打ち震えたのでこれもちゃんとまとめたいと思ったのにやってない。

なんというか、やる気を消滅させるクラウドがですね(この場合は雲っつう意味です)、天空をすっぽり包んでいるような気がいたします。

HULUで配信が終わると聞いて焦って見始めた、「LOST」のせいか、自分の精神もどこかに漂流してしまった感じです。

配信は終わらない、ことになったのに、まだ、「戻れない」。

方針が変わってもなかなか戻ってこれないもんだ。

でも、今日は、柳楽くんの成長著しいのを見て、うわーやっぱり、映画だわ、頑張らないとって思った。

早く、雲が明けないかしら。