山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

福島、再び。

2月13日(土)、再び、福島へ向かいます。



東北新幹線に東京駅からひょいっと乗ると、福島まで、1時間半。

近いです、福島。

到着したのは、「フォーラム福島」という映画館。



東北地方に展開されている、「フォーラム」グループのひとつです。

前回、フォーラム那須塩原さんにもお邪魔しました。

すると…。



映画「犬に名前をつける日」のポスター前に、「犬猫みなしご救援隊」の中谷百里さん。

ピースしておられます。

自転車で来たわけではありません。



ロビーには、地元の犬猫保護団体の告知もありました。

この日は、福島初日でして、10時からの回の終了後、舞台挨拶&トークとなりました。

新幹線に乗っている間に、「満席です!」という知らせをいただきました。

嬉しい限りです。

中谷さんとともに、恒例のトーク。

涙あり、笑いありの中谷トーク炸裂です。

いつも、時間ギリギリいっぱいまで。

終了後、フォーラムの阿部支配人を囲んで。



阿部支配人も福島で震災にあわれているので、当時のことなどを伺いました。

震災直後は、自粛ムードがあって、映画どころではなかったこと。

確かにそうでした。

でも、傷ついた心、なにかをなくしたとき、そっとよりそってくれるのが、映画とか本とか音楽だと思います。

もちろん、そんなものでは立ち直れないほどの、大きな被害でした。

ただ、自分はそういう作品の力を信じたいし、

自分自身が、たいへんな目に合ったときには、いつも本や映画に救われてきたので、

そういう作品を作りたいと思ってきました。

そうできたかどうかはわかりませんが。

福島でたくさんの方に見に来てもらえて、うれしかったです。

やっぱり、劇場に行って、映画を見てくれた人達と会って、話したりできるのは、自分にとってはかけがえのない経験です。

いつも行ってよかったって思います。

これからも、呼んでいただける劇場にははせ参じますので、どうぞよお気軽にお声かけくださいませ。