山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

高田世界館@上越市で、上映ちゅう。

できたばかりの北陸新幹線にて、上越妙高へ向かう。

「犬猫みなしご救援隊」の代表中谷百里さんとともに、
上越市にある築100年という、高田世界館に到着。

地元の保護団体、しっぽのなかま上越のみなさんが暖かく迎えて下さる。

映画館の近くで、カフェとショップをやっているところを見学する。

保護活動をチェックする中谷さんを遠巻きにする人々。
リアル中谷さんにみんなドキドキ。
私も初対面の時は緊張しました。


が。
すぐに打ち解けました。
志は同じですからね。


弾丸舞台挨拶の中谷さんに先にサインをお願いする。

文豪ふう。

劇場には、保護犬も来てました!

場内はこんな感じ。歴史を感じます。

上映のあと、トーク。
大学時代の友人が新潟から来てくれたり、暖かく迎えてもらえて、来てよかった!

上映前、中谷さんのところに1人の女性がやって来た。
「中谷さんは命の恩人なんです」という。
猫が増えて、近所から苦情が来て、処分するしかないのかと悩んでいた時、中谷さんが、引き受けてくれたと。(有料)。
あのまま、猫を死なせたら、自分も生きた心地がしなかったと言う。
もう、5年前のことなのに、昨日のことのように話す。
動物の命を救うことは、ひとの心を救うことなんだと新ためて思った。

この女性は、2011年の震災の時、上越を回って東北へ向かう中谷さんたちを家に泊め、おにぎりとみそ汁を提供したと言う。
中谷さんはその時どれほど、助かったかと話していた。

お互い感謝しあっていた。

こういう瞬間に会うたび、映画作って、各地まわってよかったと思う。

これからも続けるぞ。


私たちを呼んでくれた、
高田世界館の若き館長、上野さんと。


映画と犬と猫のために
もうちょっとがんばろー。