山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

トロント日本映画祭

そんなわけで、トロントにやってきました。



カナダ最大の大都市でした。


3月10日。

トロント日本映画祭のディレクターで、日系カナダ文化会館館長のジェイムズ・ヘロン氏と。



ヘロン氏は、『007』の大ファンという、ジェイムズボンドに負けず劣らずのイケメン。



このイベントは、2011年3月11日に起きた東日本大震災の被災者のためのチャリティとして行われ、収益はすべて、寄付となります。

会場では、在カナダの日本女性からなる「なでしこ」グループによって、おにぎりとみそ汁が用意されていました。




私も一助になればと、
原作本やパンフレット、シールなどの収益を寄付いたしました。



来場者300名を超える大にぎわい。





…を前にして、英語でスピーチしてきました。そして、上映が終わり…



大きな拍手をもらって、エンディング。

エンドロールの途中から映画に関する質疑応答が始まりました。

(カナダの観客はエンドロールが始まると席を立つ場合が多いそうなので、ロールのころから、ご挨拶して、登場)




トロント生まれの青年、池端健人氏に通訳の助っ人をお願いしました。



福島の災害のあと、被災した場合のペットとの同行避難はできるようになったか、何が改善されたか?

動物たちの殺処分と戦う人を見て、何を思っていたのか、

など、かなりつっこんだ質問が飛び交い、大変盛り上がりました。

その後、映画を見た人から話しかけられたり、握手を求められたり、とても暖かくて強い反応があって、

上映できてよかったなあーと思いました。