山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

爆笑問題のススメ

昨晩は、日本テレビ系の「爆笑問題のススメ」を見た。
この番組は数少ない、必ず見る番組のひとつだったんだけど、4月の改編で、金曜日のとんでもない深夜に、移動してしまった。
(前は月曜日の12時過ぎの放送だったのに、今では午前三時頃から!!)

昨夜のゲストは、短歌作家の枡野浩一さん。
この方の短歌は前から面白いなあと思っていたし、本も何冊か持っているので、とても楽しみだった。
前に朝日新聞にちょっとしたコラムも書いていて、好きだったのに、いつのまにか、掲載されなくなって、チッと思ってた。

で、初めてお顔を拝見した。真鍋かおりさんが、5秒で似顔絵を描いていたけど、なるほど、さらっとかける容貌のかただった。
実はもっと、体の大きい、やや太めの人を想像していた。かように作品と実物はちがうものだな。

同じ番組に、芥川賞作家のモブ・ノリオ氏も出演したけど、このかたほど、書くものと外見のちがうひともめずらしい。「介護入門」から想像したのは、「黒人」っぽいひと。小説にラップを取り入れたからって、すぐにブラザーを想像しちゃうのは、あんまりといえば、あんまりだろうけど、元祖・山田詠美先生などは書くものと人物が一致しているでしょう。
モブ氏は、軽めの編集者って感じのひとだった。そっかあ、こういうひとが書いているのか。

いや、こういう考え方はいけないな。作品はあくまで作品で、それを書いたひとのプライバシーと結び付けて考えるのは、あんまり品のよいことではないもんね。

で、枡野浩一さん。
ここで、彼の短歌と番組の感想を書こうと思ったら、病院から電話が。

ちょっと看病に行ってきます。
長い夜になりそうだ。