今日は、映画「ベンジャミン・バトン~数奇な人生」を見ました。
ううむ。
ブラッド・ピットは、大好きなので、出てくるだけでにんまりしますけれども、しかし、いったい、これはどういう映画なんでしょうか。生まれた時、老人のような外見で、年をとるごとに見た目が若くなるという数奇な運命を背負った男の物語です。リアルにはあり得ない話ですが、そういう存在を作ることで、なにを表現したかったのかなあ。
20世紀という時代を振り返る?世界大戦と呼ばれるものが2つあったり、人種差別の時代の要素があったり、いろいろですが、しかし、時代を振り返るために、主人公を若返らせる…というのもちがうような気がする。「若返り」といえば、誰もが憧れることのように思えるけど、本当だったらツライよということなのか。いや、ちがうか。生まれてすぐは老人を経験することになっているからね。
ううむ。
いろんな人生があるさ…っていう非常にざっくりした話なのか?どういう風にまとめていくのだろうか…とか時々出てくる登場人物のキャラクターが面白いので、結構楽しめるけれども、大風呂敷を広げたわりには、なんだかな…という気分になった。わからん。デビッド・フィンチャーってよくわからないです。ふむ。
「カシミア・マフィア」ばかり見ているからかしらん。
しかし、すごく単純に、「年をとるごとに、若返るひとがいたら、おもしろね-」くらいの一発ネタのような気がするけどね。