山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

長電話の効用

今日は、昼間は自宅にいて、映画の音楽について考える。つながったものを見たり、いろんな音を聞いたりしていた。夕方、一件、打ち合わせに出た。

夜は、映画についてこまごましたことをしようかなーと思っていたが、同世代の映画監督の友人(♂)と長電話してしまった。「演出ってなんだろう」的な、一見、プロっぽいお話。あるいは、バカ話にも聞こえるお話。自分が映画撮ってたときの話とか、その友人の最近の仕事の話とか。新しい発見あり、ヒミツの告白ありで、ついつい電話が長くなってしまった。

けど、こういう時間も大切。……仕事ばっかりだと、頭パンクするし。お酒飲まなくなってから、ふらっと飲みに出るってこともなくなって、だらだら話すだけの時間が減ったんだよなあ。そういう時間がないと、やってられない。ひとといっぱい話すとリラックスするし。ひとりが好き、ひとは苦手…とか言ってるけど、自分も人間なので、ひとと関わるととほっとするのだった。

明日はテレビ番組のスタジオ収録。スタジオものは、半年ぶりくらいかしらん。でも、まあ、大丈夫だと思う。楽しくやってこようと思う。明後日もロケだし、明明後日もロケなのであった。そして、ロケのあとに編集行ったりしてます。ロケ・編集・ロケ・編集…みたいな日々。新刊もできあがってきたみたいだし、もうすぐ、もうひとつ新しいテレビ番組の仕事も始まるよ。次の小説のこともそろそろ考えないといけないし…。

「仕事いっぱいあることは幸せなことだよ」と長電話の相手から言われる。そうだ、幸せなことだ。こんな自分に仕事をふってくれる人がいることのうれしさをかみしめよ。その期待にちゃんと応えねば。

そして、自分の好きなものも、一生懸命つくるのだー。……なんか、前向きな気分になった。その友人と話すと最後はいつも前向きな気分になるんだなー、なぜか、不思議。

「それを、この世では、友情って呼ぶんだよ」って、セリフみたいなことを言ってみる。

明日は早起きです。