山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ミニ、戻りました。

そんなわけで、お騒がせしておりますが、ミニ、本日、退院しました。

普通は、「退院」というと、「おめでとう!」ってことですが、まあ、そういうわけでもないんです…とほほ。

病気は治ったわけではなく、というより、今のところ、他の治療のあてがないため、病院にいるよりよいだろうということで帰って来たのでした。

今日、迎えに行った時の写真です。待合室のベンチの下に顔を隠しています。



表情はこんな感じ。

動物は、体に痛みを感じると、外敵から身を隠すために、床下に潜り込んだりします。つまり、ミニは、まだ、具合が悪いということであります。…ぐすん…。

そして、1時間半のドライブを経て、自宅に戻りました。



この日のために新調したベッドで、まずは丸くなりました。




どんな気持ちだろう…近寄ってみると…



ちょっと悲しそうです。

でも、このあと、ササミとニンジンとお米を煮たものを、ボール一杯食べました。

食欲はあるようなので、ひと安心です。

ガンには、ニンジン、リンゴ、椎茸、生姜、玄米が効く…って今日、教えてもらったので、さっそく、ニンジンを食べてもらいました。

明日は玄米ご飯を炊こうと思います。椎茸と生姜はなかなか食べてくれなそうだけど、できることはなんでもしたい…というのが今の正直な心情です。

今日、仕事場で久しぶりに会った、犬友達に、ミニの事情を話すと、「私なら、会社休む…」って宣言していたので、ちょっとうれしくなりました。そうだよね、犬を愛していたら、当然だよね。

いえ、自分、仕事、休んでません。新しいものは引き受けないようにしておりますが、手がけたものは普段通りやっています。やっているつもりです。

リリーフランキーさん原作の映画「東京タワー」のなかで、ガンに苦しむ母親(樹木希林さん)が、いうセリフが好きです。

あんたが仕事をしていると、お母さんは具合がいいんだ……みたいなこと。

自分自身はガンで苦しんでいても、息子が看病ばかりするのではなく、仕事に励んでくれているなら、それが嬉しいって言う。なかなか言えることじゃないですよね。

いえ、ミニがそういうかどうかわかりませんが。

そんなわけで、久しぶりに自宅で、ミニにはゆっくりくつろいでほしいです。そして、少しでも元気を取り戻して、回復してほしいです。

チリの事故みたいに、最初、絶望的と言われたのが、今日のように助かることだってあるのだから、私もエスペランサを信じたいです。