山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ミニ、至上の愛。

毎日、ミニのことばかり書いておりまして、自分、ちょっとヘンなんじゃないか…

人々からひかれているんじゃないか

…って懸念もかすかにありましたが、この世界には、心の優しい、想像力のある方がいらっしゃっるってこともわかりました。

なんの話をしているかというとですね、

「ミニ、頑張って…」とか、
「そんなに心配しても、ちっともヘンじゃないよ」

ってメールを下さる方がいらっしゃるってことです。

うーありがとうございます。メール読んで、泣きたくなってます。っていうか、結構泣いてます。

自分でも、「自分はいささかおかしい」とはわかっているんですが、ミニを思う気持ちをやめられないのです。

そんなわけで、今日も、もちろん、東海道線に乗って、藤沢の動物病院まで面会に行きました。

毎日通っているので、慣れてきまして、乗り換えもスムーズ、いつもグリーン車に乗ってますけど、そこで仕事してますし、いろんな意味で覚悟ができつつあります…ほほほ。

なわけで、今日のミニさん。



「つらいよー」って言ってます。

でも…



「やっぱり、会えてうれしいよ…」といって笑顔を見せてくれます。

そして…



わたしの手をなめて、甘えます。

リラックスすると…



ヒザ枕です。

この至福のとき。

愛する犬の体温と体重を感じることの至福。

ミニが体をあずけてくれる…ということは、わたしのことを心から味方だと思ってくれているということです。わたしを信じてくれているということです。

動物…犬を飼うことに大きな喜びのひとつに、この「信頼」というのがあります。

犬は、無条件で、飼い主を信頼してくれます。

日頃、誰からも信頼されることもなく、信頼されるほどの価値のない自分であっても、犬は、一心に私を信じ、愛してくれるのです。

この「生き物から信じてもらえる」ってことは、どれほど、生きる意欲につながることか…。

だから、多くのひとは犬を飼うのだと思います。

あなたが飼っているのは、犬という名前の信頼と愛です。…なんちて。

ちょっと、説教じみましたが、本気でそう思うところはあるのでした。

「もしも、この世に天使が。」という小説を講談社から出しておりますが、ここに書きましたのは、

もしも、この世に天使がいるとしたら、それは犬の姿をしているにちがいない…

これは今でも、そう思っています。犬は、人間に愛と信頼を教えるために、天から舞い降りた天使なのです。

あ、宗教じみました。すみません。犬のことになるともう…。

そんなわけで、明日の夜、ミニは一時退院することになりました。

気の狂ったような飼い主が毎日、面会に現れ、過剰な行動をとることに、動物病院サイドが根を上げまして…、強制退院です。

…っていうのは、嘘ですが、(しかし、案外、嘘でもないような…)、とりあえず、病院にいても、すべきこともない様子なので、うちでゆっくりしてもらう…ってことになりました。

まだ、なにも解決されていないのですが、自分もこれ以上、離ればなれになっているのも、苦しいので、良い機会です。

なので、明日、仕事が終わったら、迎えに行きます。そして、うちに連れてきます。


明日の夜はミニと一緒に眠れると思うと、病気が治ったわけじゃないんですけど、

うわー!ミニと一緒にずっといられる!ってことで、うれしくてしかたないです。

ミニとなるべく多くの時間を過ごしたいので、今夜は、その分、猛烈に働いておきます。

まあ、原稿書きは、うちでできるので、ミニさんが帰ってからでもできるんですけど、でも、ミニに全精力を注ぎたいですからね、頑張りますよー。

ミニ、loveであります。