山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ミニの入院は続く。

今日も、今日とて、藤沢市で入院中のミニに会いに行きました。

もう、通っている感じですね。こんなに毎日行くなら、以前のように近所に泊まる…という選択もあるのですが、ミニのご飯(鶏肉を煮たり)を持って行くという使命があるので、都内の自宅から通っております。

だいたい、1時間半くらいなんですけど、これくらい、毎日通勤しているひと、いっぱいいますよね?

そんなわけで、今日のミニさん。



笑ってます。一見、元気そう。

でも。



わかりますか?腕から延びた赤い管…。

これ、輸血です。他の犬からいただいた血液を、入れてもらっているところです。2日前にも輸血したばかりだというのに…。



輸血中の表情がこちら。気持ち悪いのか、ぐったりしています。

輸血中だったので、面会は、普段の待合室ではなく、処置室みたいな部屋でした。

輸血しているミニに、持って行ったお土産を順番に食べてもらいました。

最初は、ご飯と鶏のもも肉を煮たもの……これには食指を動かしませんでした。いつもなら、がっついて食べるのに。

次に、ササミを煮たものをひとくち大に切ったものを出しました。…すると、こっちはぱくぱく食べてくれた。だいたい200グラムくらい食べた。

次にクリームチーズ。これは普段から大好きで、今日もあっという間に二つ食べました。

調子にとって、カボチャのミルクスープを出しましたが、全然ダメでした。

食欲もだいぶ、落ちています。それでも、チーズやササミを食べてくれて嬉しかった。食べて体力をつけてもらいたいし。

その後、しばらく、ミニをマッサージして過ごしました。体全体がむくんでいるので、少しでもほぐれたらいいなと思って。でも、どこが気持ちいいのか、言ってくれないから、迷いながら、背中をさすったり、お腹に手をあてたり、脚をもんだりしてました。

短いけど、自分にとっては基調な時間です。ミニも会った当初ははしゃいでいますが、すぐに床に横になり、飼い主に身を任せます。

時々、機械音のする処置室で、ひたすら、ミニを撫でて過ごす。ただ隣にいるだけで、その時はとても安心します。目の前にミニがいますから。体温を感じることができますから。

ほんの一時間ほどを過ごし、また、都内に戻りました。

今日は、新宿で、ツイッターが縁で知りあった、映画関係者との飲み会でした。ほとんど初対面のひとばかりでしたが、みんな映画が好きで、それを職業にしている方たちなので、初めて会った気がしなくて、リラックスできました。

しかしね、心の奥底では、ミニに対する心配があって、心から笑ったり、楽しんだりはやっぱりできなかった。

時折、ふと、ミニ、どうしているかなあって思う。

良くなってほしいと祈るような気持ちで思っています。